ビジネスの場で名刺は自分をアピールするための必須アイテムです。ビジネスの場ではまず名刺交換から交渉をスタートするという事は一般的な風景と言えます。
しかしこの名刺ですが、影響力があり地位の高い人物ほどたくさんの名刺交換していて、全ての人物と名刺とを関連付けるという事がなかなか出来ません。そのような中でキラリと光る名刺を渡して相手に好印象を持ってもらうというのは、今後のビジネスに非常に有利となります。どのような名刺が相手に印象を持ってもらえるのかご紹介してみたいと思います。

1 情報満載名刺。
デザイン性を重視するのではなく、とにかく情報を満載する名刺を渡すことにより、相手に自分が何者で何が出来るのかという事を知ってもらおうというのが情報満載名刺の目的です。会社で行っている業務全般、自分の持っている資格等を所狭しと記入し相手の興味をそそる事を主眼に置きます。
やや、ごちゃごちゃするのが難点ですが、話の糸口もつかみやすくそこから話を広げていく事が出来れば相手の印象に残る事請負です。

2 素材重視
名刺は白いちょっと厚手の用紙を使う事が一般的です。しかしこの用紙を少し変えるだけで印象は全く変わってきます。例えば用紙を分厚いものにすれば、名刺を整理するときに必ず手に当たるようになり相手の目に触れやすくなります。また素材を和紙にしたりすると風情が出てセンスの良さが光ります。例えば和紙の産地があなたの会社と深い関係のある物であったりすると、地元と伝統を大切にするという印象を先方に与える事も出来ます。
コスト的には高くなりますが、使い方によっては十二分に元が取れる名刺となります。

3 空白をうまく活用したデザイン
話術に自信のある方は、あえてあまり情報を書かない名刺の活用をお勧めします。記入している内容は「社名」「住所」「電話・メールアドレス」「名前」ぐらいにしておくのです。その代わりにかっこいいフォントと絶妙のバランス感覚でセンスの良い物を作り上げる必要があります。
空白活用名刺の特徴は空白に沢山のイメージを盛り込むことが出来るという事です。そしてそのイメージを名刺の主が描くという事になる訳です。
話術に自信のある方はぜひお試しください。

このように名刺のデザインと自分の行っている仕事、それと自分自身の個性を掛け合わせると、沢山の名刺の中でもキラリと光る物を作り出す事が出来ます。ぜひうまく活用してビジネスの場で生かしてみて下さい。